Vol. 0094
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国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
今日は、東京都立立川高等学校にお邪魔してきました。
通称『たちこう』
明治34年(1901年)、東京府立第貳中学校として創立された伝統校。校風はまさに明治維新をそのまま平成時代に持ってきたような(わたしの主観が多大に入っていますが)質実剛健。
「たちこう」は、我が道を行くタイプの高校です。学校案内のパンフレットに校歌が載っているのは、もしかして195校ある都立高校の中でも「たちこう」だけかもしれません!
これまでも政治家、官僚、企業トップのような器の大きな人材を数多く出しています。
校内に入ると、授業中であるにもかかわらず、何人かは外のベンチでグループになって自主勉?していました。
「まるで大学のような自由さだなぁ」
これも「自主」「自律」の理念が生徒一人ひとりに浸透しているからでしょう。
先生方のあいさつの声の大きさ。爽やかでした。思わずこちらも大きく「おはようございます!」と背筋を伸ばしてごあいさつ。
さて、来年度の立川高校の入試についてどう変わっていくかですが、2020年から大学入試が大きく変わっていく事や、学習指導要領も改に検討されていく事を踏まえて、「たちこう」の高校入試も既に変更をかけてきているという事を下條校長先生がおっしゃられていました。要は、大学センター試験だけでなく、二次試験でしっかりとした考えを持って記述できる素質を持った生徒(磨けば光る原石)を入学させたいという事です。
選考方法については都の方針通り。都教委のホームページにある平成26年1月23日版「東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書」の通り。
ただし、「特別選考廃止」に関してははっきりしたことは現段階では分かっていない。というのも、平成26年8月4日版の都教委のパンフレットでは特別選考廃止については書かれていないので、「残れば実施、廃止されれば廃止」という事のようです。7月の都教委の資料で発表されるようです。
グループ出題については、進学指導重点校なので大きくは変わらない。詳しくは10月。
差し替えについては、「今回はやる」と下條校長先生が明言されていました。つまり、「たちこう」にふさわしい人材を得るために「入試段階でそれをやる。」という事のようです。ヒントは説明会の前半で言われたキーワードにあるようです。
さて、たちこうを目指す理由の一つに「充実した学校行事」があります。
すべての学校行事が、生徒の中の有志による実行委員会が主催して運営・実行されています。
生徒主催の学校行事: 4月の新入生歓迎会、5月の合唱祭、6月の体育祭、9月の演劇コンクール(2年生、1年生)、文化祭、3月のクラスマッチ(球技大会)
今日は中間考査の最終日だったようで、6月の体育祭に向けて練習が始まっていました。
一つ一つの学校行事が、たちこう生の器を広げ、枠を広げ、社会で活躍するトップリーダー達を生んでいるんだなと直感しました。
9月12日(土)13日(日)の文化祭には塾生に来て見て感じて欲しい。そして、来年の合格発表ではガッツポーズを決めて欲しいなと思います。
頑張れ!たちこう生!
頑張れ!受験生!